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■理念/OUR MISSION

 1970年代、地域の市民や企業が寄附金を出し合い、24区の住民が自らが生み出した「地域協働体」である大阪市コミュニティ協会は、市内のコミュニティづくりを推進する中心的団体として、コミュニティ拠点の運営や、地域づくりの担い手育成に寄与する様々な事業(自主事業・委託事業)に取り組んでまいりました。

  そのため大阪市コミュニティ協会では、「生活空間を共にする市民・企業の連携」と「地域と行政のパートナーシップ」の2つの視点を大切に、中間支援組織として市民・企業・行政の協働による「新しい公共」の「新しい公共」をより一層進めるために、企業・行政が有する「リソース」(場所・情報・人材・ノウハウなど)やNPO・市民の「職能」「ニーズ」を把握 し、活動資源のマッチングと地域への活用方策を調査研究・企画支援するシンクタンク(都市コミュニティ研究室)を2009 年に設置しました。ここでは市内24区にコミュニティ拠点をもつ各区支部事務局のコミュニティ事業と連携しながら、中間支援組織としての5つの役割を果たすことを目標に多彩な事業を展開しています。

​FIVE ROLL

中間支援としての5つの役割

 近年は、ライフスタイルの多様化や少子高齢化の進展に伴い、子育て層・1人暮らしの高齢者・障がい者などの要援護者への支援や、防災・防犯・交通等の市民の安全・安心への対応など、地域社会の課題が多岐に渡っています。特に大阪市においては、都心居住ブームによる新住民の増加と町会加入率の低下により、コミュニティ意識の希薄化が進んでおり、地域コミュニティの共助力を支援する取り組みが必要となっています。こうした取り組みを、地域づくりの担い手により多面的・発展的に継続するためには、地域の様々な魅力や人々の力を生みだす場の存在(プラットフォーム)が必要不可欠です。

​場(プラットフォーム)の必要性

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